牛さんがいっぱいいるここは・・・
ハエがいっぱいいる
天気のいい日になんてどこからこんなに湧いて出たのかと思うほどの数だ
ハエ界に人間界と同じように日々ニュースが流れていたら、どんだけの死亡者数なのか日々事件だらけだな・・・なんてどうでもいいことを考えていたりしたのだが
ある日
ハエがいない
バナナの皮にたかっていた小バエも姿を消した。。。
そして朝、もうすぐ私が起きる時間が日の出を追い越しそうなことに気づいた
着々と寒く暗い季節が近づいてきているのだ
もうすでにダウンに皮の手袋、雪の上も歩けるあったかいブーツを着込んでいる私。
冬じたくをしなければ・・・
冬の足音
Life as a リス
なぜかリスになった気分になる
森へ行っては鼻をクンクンさせ
ヘーゼルナッツをいっぱい拾って蓄え
今はクルミが熟すのを待っている
空模様
空にできたレース
ラブリ~!
エコロジーガーデン
自転車でフラフラするのはこれだからやめられない
つい何か看板を見ると好奇心でつい立ち止まってしまう・・・
Loppis(ガレージセール)とか野菜を売っているところとか、小さなギャラリーとか
今日はエコロジー野菜が買えますというサインに誘われ、400mほど道からそれて自転車をこいで行った。 ちっちゃな納屋のようなところで野菜と手作りビネガーやマーマレードなどが売られていた
そしてすぐおじさんが現れた!
気さくなおじさんで彼のエコロジーガーデンを案内してもらった
デパ地下の試食ばりに ほいこれ食べてみ! うまいやろ~(スウェーデン語で)
これもむっちゃうまいで!ほいこれっ こっちも!
スウェディッシュナシにプチトマト、ラズベリーに食べれる色とりどりの花。
あらゆるハーブ。 とうもろこし。
そしてこれは日本とかそっちの方から来たんじゃないんかね?と聞かれたある野菜(もしくはフルーツ)があったのだが、私は初めて食べた
調べてみると ほうずきトマト というらしい
これがメロンみたいに甘くて驚くほどおいしかった
他にもころころちっこいすずなりキウイ
おじちゃん自慢の桃の木(でももう実は終わっていて、大きな桃の実がなってたのを私に見せられないのがとっても残念そうだった・・・でもその桃のジャムを試食させてくれました)
ビールになるホップの実、薬用にも使える花、その他の野菜、とれたてガーリックの山・・・
いろいろ見せてもらった。
私は家の中にまで上がりこみ、バラの砂糖やおいしい手作りチャツネ、マーマレードを試食させてもらい、またおじちゃんがこの土地で見つけたという何千年も昔の石器時代のようなツールや装飾品まで見せてもらった
そしてとうもろこしやにんにく、トマトにホウズキトマトをおみやげにもたせてもらい、
いつでもおいでなさいと言われた
このあふれるほどの親切になんだか感動する
橋のあちら側
いやになるくらい 風の強い日が続いた
自転車という選択肢をことごとくあきらめる日々
そしてある日、車に乗って橋のあちら側(カルマル)へ行く途中
雲が下の奥の方にたまっているのが不思議で見ていた
あれ?何かがちがう
風がない!
海が波うちもせず しずかな世界
風が止まっている
橋のあちら側が今日は知らない町に見える
平静な美しいひとときだった
ひつじさん
偶然の出会いには いつも何か特別な魔法がある
その日も ステキなお店とステキな人達
そして犬さん 羊さんたちに出会った
羊さん達がこんなに人なつっこいとは思わなかった
ステキなウールをまとった羊さん達をなでなで・・・
クリクリの毛がかわいすぎるっ
その方達は本業とは別にこの羊さん達を飼っているからとっても大変らしく、もう手放すと打ち明けられました
そして私の学校で2頭ほど飼えないか聞いてみたらどう?
と言われたのです!
羊さんとの生活・・・
毛を刈ってつむいだり・・・ たわむれたり・・・
ステキすぎるっ
みんな大喜びで飼いたいと意気込んでいたのですが
やはり動物を飼うのは大変で 生徒はずっと学校にいるわけじゃないし誰が責任を持つか・・・
冬の間の食費、夏の間食べられる草原の確保と柵づくり。病気になった時の医療費。毛刈りの専門的なことをするのは誰が・・・
話し合うこと クリアしなければならない問題点が多すぎて、羊さん達が去ってしまうまでに 残念ながら解決なりませんでした
しかし、彼らに出会えて羊さんのすばらしさを再認識
すべてウール100%なんて書いてある服や毛糸は
この羊ちゃん達から作られている 知ってました?
そりゃ頭のどこかでは 知ってるけど 改めてそう言われると(友達にそう言われて)なんか不思議な気分になった
羊さんってすごい
今ウールに夢中です