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diary
2010-05-24 | in Vickleby, Uncategorized

お花見


この春 日本の桜の写真を見てしまって以来
私は日本の桜とまではいかないにしても チェリー もしくは リンゴの木の下で お花見をするのを心待ちにしていた。
今年やらないと 花見を2年もしていないことになってしまう。
うちの庭には大きなチェリーの木と少し小ぶりのプラムの木がある。
だいぶ咲きはじめたので みなさまを招待してお花見会を開こうと先週から 楽しみにしていた。
先週まで ほぼ冬服に身を包み 天気も悪く寒々しい日々だったのに 今週ときたら・・・
太陽の下においては 夏のように暑い。
週始めには そそくさと満開になり 2,3日前からちりはじめ 肝心の今日の朝 急いで庭をチェックすると 昨日の風のせいか ほぼ花がない。。。
がっくり肩を落とす私。
花がないなら ただのピクニックじゃないか・・・
小さな梨の木の花が見えるところに 机をひっぱり うちのワイルドガーデンに咲く花々を見つつ ランチをすることに。。。
 
来年は桜の木の下でお花見できるといいな・・・ と小さく思った。 

2010-05-22 | in Vickleby, Uncategorized

ボーボボー

 去年ブラウンハウスという家に住んでいた。
今年ブラウンハウスに住んでいる友達に
ちょっと今年のブラウンハウスの春を見た?
ハンパないわよ!
と言われて見に行った。

わ~っ すごーーーいっ と歓声を上げるほど
花に埋もれていた。

ぽぽぽぽ たんぽぽ

芝生?と言うより花畑

去年は咲いていなかったところにもチューリップが色とりどりの色でお目見え
今年の春は長い冬を越えた生き物すべてにとって 特別なようだ
去年と比べると 花の量は2倍と言ってもいいほど 花であふれている
長い寒い厳しい冬を越えたものへの ごほうびのような春である。

2010-05-17 | about works, diary

I LOVE 愛媛

 
冬実家に帰った時
いつも見慣れているはずの みかん・伊予柑畑に なんだか感動した。
どこもかしこも オレンジの水玉!
1本の木に所狭しと みかんもしくは伊予柑がなっている。

オレンジの水玉の愛媛・・・
そして どうしても作らざるを得ない気分になり
ここ最近夜なべをして プリントルームにこもって
伊予柑柄 そして伊予柑畑を作ってみた。

約1.5m×3.5m

次はみかん柄を作るぞ!

2010-05-10 | in Vickleby, Uncategorized

春の花

 庭に花がぽこぽこ咲くので 毎日庭のチェックは怠れない。


ピンクのヒヤシンスが かわいい

そして今チューリップとともに 庭に彩りを与えているのは 今年は少し出遅れた ポスクリリー
日本語で言えば 水仙

雑草のごとく いたるところに咲いている。
よく見ると フリフリのスカートをはいているようでなんともエレガント

日本で見る水仙は どうもトイレのイメージがあって 好きでもなく 気にもとめなかった。
しかし この地でみる水仙こと ポスクリリーには いつも目を細めてしまう。
あの水仙と同じ花なのかと 首をかしげてしまう。 そうすると トイレの花だなんて あんまりではないか・・・
透き通るような黄色。 星のような形の花 ポスクリリー
日本の水仙さんとスウェーデンのポスクリリーさんの 運命の違いに 少しばかり水仙さんを気の毒に思った。
まだまだこれから花と新緑の季節を迎える エーランド島

そして りんごの花もしくはチェリーの木の下でお花見ができる日を 私は楽しみに待っている。

2010-05-04 | in Vickleby, Uncategorized

ついに来た春

春のステキなイベントがあると聞いて
朝から40分ほど自転車をこいだ。
この春 最初の自転車での遠出。
良い天気で 春の空気を体いっぱい吸い込んで 去年の秋以来に自転車の上から見る景色に 喜びを噛みしめる。
着いたのは1つの農場。
そういえば 友人から聞いたことがある。
春1番に 外へ出た時の牛さんの喜びようといえば ジャンプして それはそれはうれしそうなのだと。
このイベントは あるスウェーデンでは有名なミルクプロダクトの会社の主催であった。
春1番に牛さん達が外へ出る瞬間を見ようと たくさんの人達が集まっていた。
寒い中 出てくる瞬間を今か今かと待って・・・
出た―っ

馬かと見間違うほどかけてくる巨大な牛さん達
後ろ足を大きく蹴って 子供のように 喜び ぴょんぴょん 飛び跳ねる 
興奮した牛達は 頭と頭でぶつかり合う

こんなにはしゃいでいる牛は見たことがない
モーーフーゥ と雄たけびをあげる
新鮮な草にがっつき むせて 口から草が飛び出す
なんてうれしそうなんだろう
長い冬の間 ずうっと中の小屋で 干し草を食べ 過ごしていた牛さん達
今年の冬は長かったから きっと待ちわびてたんだろうなあ

春の訪れを目にし 私たちも大喜びな瞬間だった。

2010-05-01 | diary, trip

ブダペスト

 
今年のスクールトリップは ブダペスト
本当はアイスランドに行こうと思っていたのだが 予算が高くなり ブダペストへ変更。
もしアイスランドへ行く予定にしていたら 中止になっていたはずで さらにアイスランドへ行くために得た奨学金をそのままブダペストに使用できることになり 旅費のほとんどがカバーされ すべては 吉!

ドナウ川
東欧のチェコのようなイメージで行ったら
なんだかパリのような ヨーロッパな雰囲気のブダペスト

交通の便もよく 美術館やショッピング 観光など 町も充実。

市場で見つけた はりねずみ君
ブダペストにはなんといっても 日本人にはうれしい 温泉がいくつかある。
ただの温泉ではなく 建物が宮殿みたいである。 壮大な歴史のある建物の中 ぷかぷか お湯に浮かんで こんな幸せなスクールトリップは みたことがない!
さて ハンガリーのテキスタイルについて

刺繍がステキすぎる!
民族衣装1着を見るのにも あまりに頭の上から足先まで装飾が施されていて なかなか前に進まないほどだ。
だいたいパターンはスカンジナビア そして去年訪れたラトビアなどともよく似ている。


同じパターンでも 色はやはり 独特な感じがする。
これはちなみに 赤ちゃんを抱くための 布

ウールの薄い布 
そして 1つ1つのイニシャルの刺繍が 大事な特別な感じがする。

ぜひこんな布を 普及させたいと思った。
ハンガリーには意外と知っている有名人がたくさんいて
モホリ・ナギやバザルリー
(モホリ・ナギの名前がついている芸大も訪れた)
絵本作家のマレーク・ベロニカさんやレイク・カーロイさん
(レイク・カーロイさんのギャラリーも訪れた)
そして音楽ではフランツ・リスト
音楽も盛んなこのハンガリーで 1度 生の音楽を聴きたいと思い 
ある晩 オーケストラと ゲストにチェロとバイオリンというだけの情報を得て コンサートへ出かけた。

とても和やかな雰囲気で 準備をするオーケストラの方々を見て 市民オーケストラといった感じかしら・・・なんて思っていたら
始まったとたん 私の目の前には物語や景色がめぐり
感情が揺さぶられ 体の中のすみずみまで 音楽が駆け巡った。
こんな演奏は体験したことがなかった。
いつも思うのだが きっと世界を救える 唯一の手段は 音楽なのではないかと。
5泊4日のブダペストの旅。
子供向けの 人形劇やサーカス
そして若者のリサイクルファッションスポット
蚤の市や古本屋
古い建物のカフェや温泉
テキスタイルに関わらずとても興味深い町 ブダペスト
思わぬ楽しいひとときを過ごしてしまった。

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