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diary
2010-03-15 | in Vickleby, Uncategorized

冬~春

 朝起きると気持ちいい天気
キッチンの窓から隣の畑をのんきに歩いているキジが見えた。
そうこうしているとうちの庭に大きな野兎がぴょっこぴょこ
朝から隣人に出会い ちょっとうれしい。
そして外へ出ると なんと!

雪解けの隙間からうちの庭では今年初めての花が顔をのぞかせていた。
春 第一番は黄色い花だ。
こんにちはと春に挨拶
そういえばこのあいだ 近所の牛小屋で 今年一番の子牛が生まれたと聞いた。
雪の下でも 着々と春は準備をしているようだ。

家の反対側
ここは。。。雪が積もる前はどんな景色だったのか。。。。

太陽と雪
気持ちのいい日だ!

2010-03-13 | about works, diary, Sweden life

ちがうハタケ

 ここには陶芸、家具、園芸、そしてテキスタイル科がある。
そして出入りは自由
なので必要な道具があれば家具科に行って作ったり、布が必要であればテキスタイルに探しに来たり とりあえずなんでも揃う。
ここにあるものは生活に最低限必要なもの
反対に言えばここにはすべてがある。
ご飯を食べる器は陶芸、テーブルや椅子は家具、テーブルクロスやタオルはテキスタイル、そして食べ物、花は園芸。
このすべてが学べれば何も買う必要もなくなるではないか!と思ってみたり。。。
また作ってみたければ友達に援助を頼めばなんでも作れる。
去年は園芸科の人と一緒にリネンを作ったりしたし、木ギレを拾ってきてスプーンを作ってみたりもした。
そして このところプリントした布をいろいろ形にしている最中にボタンが欲しくなった私は 少し陶芸科へおじゃますることに。
ちっこいボタンなんてちょちょいのちょーい と作れると思っていた私は・・・
あまかった。。。
いろんな工程があり そして友達のアドバイスで 何事にもより良い方法(または道具)が存在するのだと 経験して初めて知ることがいっぱいあった。
こんな一緒に生活している場でも 分野が違えば全くちんぷんかんぷんだ。
ちいこい ボタンをとりあえず形作るだけで2日を要した私。。。
こんなボタンを作りたいと 膨らんだアイデアのうち半分ほどで 今回は力尽きてしまった。
そしてやすりをかけ 粉をふき取り 釉薬をかけ そして埋まってしまったボタンの穴をほじくり
ボタンの後ろをまたふき取り・・・ 小さいだけにとても手間がかかる。
ボタン屋の道のりは長いな・・・

釉薬の配合室。
土はポセリン。
そして織部の色が好きな私はカペラ織部の釉薬を使ってみた。
焼かれている間中 楽しみで
手間をかけて1つ1つ作ったボタン達は できあがった今も1つ1つ 愛おしい。

また時間をみつけていろいろ作ってみたくなった。
こんな近くにそして簡単に いろんなことが学べる環境にあることに 改めて気づき ついテキスタイルだけでもやりたいことに追われているので なかなか他分野にまで首をつっこんでいられないけど ここにいる間に いろんなことをやってみなくては!と思ったのでした。

2010-03-11 | about works, diary, Sweden life

ブロックプリンティング

プリント
といえど いろんな種類がある。
今回はシルクスクリーンではなく リノリウムを使ったブロックプリントに挑戦してみることにした。
プリントの歴史をふりかえってみると、最初はブロックプリントだった。
ウィリアムモリスのあの緻密な壁紙も当初はブロックプリントだったのだ。
そして、友人から紹介されたイギリスのブロックプリントに魅せられている時だったのでまさに待っていたかのような授業。
それは、Lewis and woodという会社で、なんとデザイナーはおばあちゃん3人!
とてもかっこよく、昔ながらの手法を守りつつ ステキな布を作っている。
http://www.lewisandwood.co.uk/products/view/cobweb-fabric
手渡されたのは15cm×20cmくらいの小さな版。
私のテーマは秋
(各自季節を選ぶのが前提だった)
秋と言えば 実りの秋。
きのこ 木の実 ベリーに果物、自然からの贈り物にあふれ、木の葉も 黄色や赤などのあたたかい色に変化していく。澄んだ空気の中 感覚が研ぎ澄まされていく秋。
タイトルは
「秋のベッドの上で」

版を2つに切断し、2色刷り、そして重ね刷りを試みた。
プリントの授業にもかかわらず、ほぼ彫師のごとく彫っていた。

作業風景。
小さいながらもリピートもついているので、総柄になる。
インク代にトントンとたたき、余分なインクをふき取り、上から体重をかけて押す。
シルクスクリーンのような大がかりな写真製版や大きな台でプリントしなくても、こんな小さい版で立派にプリントできることが(もう少し熟練しなければですが)とてもうれしく、そして何より しっくりきた。
今回の授業は 去年と同じく布をはさんで作るトレイのためのプリントの授業。(夏の展覧会の商品になる)
どんなトレイになるのか楽しみだ。

2010-03-09 | in Vickleby, Uncategorized

カペラとイタリア

 2月でカペラは50周年を迎えた。
なので今年は何かとスペシャルなことがあってちょっと得した気分だ。
先日、50周年パーティーが開催され
カペラの卒業生が昔の写真のスライドショーを見せてくれたり、カールマルムステンがいた時代の白黒ビデオを見たりした。
つくづく ここでの暮らしを共有できたこと、そしてカールマルムステンのおかげでこの場所が存在することにとても感謝です。
そして夜はスペシャルディナー
カペラの名前はイタリアからインスピレーションを受けているらしく、それにちなんで イタリア料理!

すごい品数のビュッフェ
オリーブのフォッカッチャ、カルボナーラ、きのこのクリームパスタ、ドライトマトのパスタ、なすのグラタン、ソラマメとチーズのサラダ、アーティチョーク、モッツァレラチーズとトマト、いろんな種類のサラミ、生ハム・・・
残念なことにすぐおなかがいっぱいになってしまって、もうひとつ胃袋が欲しいと思ったほど 本当においしかった。
イタリア料理はなんておいしいんだろう!
しばらくイタリアンブームが続きそうな気配です。

2010-03-05 | in Vickleby, Uncategorized

さようならの冬

 もう あまりに長い真冬の日々に くたびれ
半分 もうスウェーデンなんてきらいっ て言いたくなった頃
冬はもう終わるからと 太陽が春の予感を 照らしてくれた。

去年も太陽の日差しにはさんざん だまされたのだけど
強い日差しが照ると本当にあたたかく、どんどん雪も溶けはじめ 一瞬にして 空気が春になった。
そして何よりも明るくなった。私の起きる時間が太陽が昇る時間を追い越し、日の入りを眺めつつ夜ごはんが食べられる。
これからどんどんと明るくなっていくのかと思うと 心底うれしい。
まだまだ寒さは厳しいですが、(今日一瞬にして雪がまた土を覆ったし、週末の予想気温は-13度だったけど・・・) 確実に春は来ていることに 間違いはない!
 

2010-02-26 | diary, Sweden life

one day trip

 せっかくの休みなので今まで行ったことのない エーランド島では一番大きな町と言われている
ボリホルムへ 友達とセカンドハンドショップめぐりへ行くことにした。
どうして1年半もエーランド島に住んでいて 行ったことがなかったのかと言うと
車がないと難しい。。。。
バスを乗り継いで行くと週末はバスの本数も少ないので
大変な目に合う。
今日は平日なのでバスも1時間に1本はある。
行ってみると なんと。。。
どうして今まで来たことがなかったのか理解しがたいほど
ステキにかわいい町だった!

家の色がとてもかわいい。
ちいさなステキなお店をいっぱい見つけた。

古いかわいい港町だった。
白くひっそりとたたずんでいる街並みは とてもステキで たった1時間ちょっと行ったところに こんなところがあったなんて!!と私たちは 凍った道に すっ転びながら ウキウキと歩いた。
かわいい町にはもちろんかわいいカフェ

ちょうどシーズンのセムラだ!
この看板 帽子をとろう! と書いてある。
パイ生地のセムラと普通の生地のセムラ。
そしてミニミニサイズのセムラがある!
セカンドハンド 布屋 雑貨屋 そして本屋さんのセールにはまり
おもしろいくらい みんな両手に荷物いっぱいにして ボリホルムを満喫した。
橋は渡らなかったけど
旅行気分の1日だった
雪が溶けたら また来なくては!

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