toggle
diary
2010-02-25 | in Vickleby, Uncategorized

ホワイトデー

目が開けられないくらい 眩しい
というか 白い
すべてが白い
雪景色なので白いのは当たり前なのだが
今日は特別に白い
空気のつぶが1つ1つ白いかのように 白くけぶっている
今日は 寒いねえ と言うかわりに
みんな 白いねえ と言っている。

2010-02-21 | in Vickleby, Uncategorized

現在地

 思えばスウェーデンに来てからというもの
いたって健康で1度も病院には行っていない。
日本にいた時の私は
病院のカードを何枚持っていたことやら。。。
そう考えると 喜ばしい。
そして思えば ここに住んでからというもの 何か“作る”という行為において どんな小さなことでも大きなものでも めんどうくさいな と思ったことが1度もない。
ひたすら作ることが喜びである環境
そう考えると とてもありがたい。
ある南極を横断していた人の記事を読んでとても共感した。
ひたすら雪の上を歩いている時 いろんなことを考えるのだそうだ
まわりの情報などは皆無なので 思考が自分の内へ内へ入っていくのだと。
この何も情報がない環境を 日本で探すのは 少し難しいと思う。
今の私は 残念ながらオリンピックさえ見ることができない。
日々手を動かし 自然と対話し 自分を見つめる。
このような環境に身を置くことは 私にとって必然だったんだと 1年半たった今 改めて思う。

 

2010-02-15 | in Vickleby, Uncategorized

寒い日のプレゼント

 大きな包みが届いた。
ここよりも電車で16,17時間くらい北にいったところに住むペッテルのママからだ。
雪の嵐の時も 雪に慣れていない1人住まいの私を心配して 電話をしてきてくれたりしていたのだが
その包みの中には
手と足が暖かくありますように
とのメッセージと一緒に
北の方に伝わる伝統的な形と色のあったかい手袋と大きな動物の毛皮が入っていた。
なんの動物なのか全然ピンと来なくて
クマだろうか・・・いやクマにしては白い・・・鹿にしては毛が長い。。。なんて頭を悩ませていたのだが
悩みようもない
トナカイではないか!!
おそるおそるトナカイさんの背中に乗ってみる。
とってもあったかい。
キルナというところから来たトナカイさん。
今日は釜じいのように薪を暖炉にくべつつ
ホットカーペットのごとくトナカイさんにねそべりあたたまる夜
寒い日のとてもうれしいプレゼントだった

2010-02-11 | in Vickleby, Uncategorized

まだまだ続く・・・

 今日も雪。
一度解けたトイレの流しの排水のところが 今日はまた凍ったらしく 水がたまっている。
はあ。。。。 とため息。
雪かきした小道にも サラサラの雪が またふっかりかぶさっている。
今年はどうやら長い冬のようだ。
今年は鳥たちも食べるものがなく大変なんだそうだとみんなが噂していた。
地面の上を必死でつんつくしている鳥が いたる所にいる。
私が近づこうが 餌つまみに 没頭している彼らは なかなか気がつかない。

友人はさっそく 鳥の餌を木に吊るすのだと言って市販の鳥の餌を買ってきた。
私もパンを切った後のパンくずなどを集めて 外に撒いてみることにした。
2月ももうすぐ半ば。
この雪景色においても 少しずつ鳥の鳴き声の種類が増えている気配がする。
たくさんの鳥が幸せにさえずり歌う春はいつ来るのだろうか。。。

2010-02-10 | in Vickleby, Uncategorized

北の地

ある晩 とてもミステリアスな空気が漂っていた。
帰宅時通りへ出ると 霧が深くて目の前がよく見えない。
でもその霧は下界だけで 真上の夜空は満点の星だったのだ。
そんな夜の次の日は

なんとも言えない美しい景色が広がっていた。

まるで桜。
満開の桜の花の下で 雪景色の中にいる感覚を覚える私は ここでまた同じ感覚を得た。
その日はまさにお出かけ日和で
バスに乗ってカルマルへ向かった。
遠くの海が白く凍っているのは知っていたのだが
その日は

橋から見える景色は境のない 白い陸
北極か南極の地を 橋の上から観光しているような気がした。
その辺からアザラシが顔を出していたり ペンギンが歩いていたりするんじゃないかとか・・・

向かう先も雪の国。
すべてが白で デコレーションされているようだ。

街並みも外国に来たみたいに いつもと違って見える。
この日ほど美しい日は見たことがない。

2010-02-08 | in Vickleby, Uncategorized

ネコ lover

ゴミ捨てへ行く途中
一匹のネコが私をみつけた。

つい立ち止まった私。
そうするとそのネコってば
足を早めてこちらへ向かってきた。
ニッセなんて親しくなるまでは自分から寄ってくることなんてなかったのに・・・
そのままそのネコを観察してみた。

通り過ぎるのかと思いきや
あ、やっぱり私に向かってきたんだ。
足のまわりをまわりながらすりすりしている。
おまえは誰?
そうこうしていると冷たい雪の上にドテっと身を投げ出し おなかを出し甘えてみている。
起き上がっては ドテ
くるっとまわっては ドテ

そうか、ニッセの友達なのかい?
この 120%私を疑わず 甘えてくるネコを なでてあげた。
ニッセのおかげで ネコが近い存在に なったようだ。

1 54 55 56 57 58 59 60 61 62 70