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diary
2011-03-07 | in Umeå, Life, Uncategorized

雪解け

3月に入ってから とてもいい天気が続いている。

そして春一番のような風が吹き荒れ 

あんなに 2度と解けることがないように思えた雪もようやく解けはじめた。

ドドーン ズドーン と 大砲のような音をとどろかせ 屋根から雪が落ちていく。

その音が鳴り響くたび 花火でもあがっているかのような 祭り気分である。

外を歩いていると 雪がなくなり 土が顔を出しているところを発見!

こんなことがこんなにうれしいなんて 想像したこともなかった。

砂漠の上を歩いているような雪の上の散歩が、土の上では軽快でしょうがない。

しかし まだ気をつけないと 土意外の場所は凍ってツッルツルである。

半分土をのぞかせている道。ん、このハート形の足跡は・・・?

2011-03-06 | in Umeå, Uncategorized

不思議な再会

私がスウェーデンですばらしい!と思うものの1つに 図書館がある。

ここウメオの図書館と言えば 外見からして すごいこと間違いなしにでっかい。 図書館のカフェまで併設してあって 若者がパソコンを広げたりくつろいでいる姿を外から見ては訪れる機会を楽しみにしていた。

昨日その図書館へ初来館。
あまりに広くてゆっくり歩いていろいろ物色していたら半分も行きつかない間に手に持ち切れないほど本を抱えてしまっていた。
ここにはスウェーデン語と英語の書物だけでなくあらゆる国の言葉の書物がある。
試しに日本語のところを見てみた。そこで思わぬ1冊の本を手にした。

エレナ・ポーター作 「パレアナの青春」
それは幼稚園生の頃大好きだったポリアンナ物語の原作の小説だった。あまりにもポリアンナが好きで母にその当時生まれてくる妹にポリアンナという名前にしようと提案していたことを覚えている。ポリアンナのよかった探しはその後も何度か思い出すことがあったのだが、まさか こんなところで再会するとは・・・

そしてつい 一夜にしていっきに読み干してしまった。
偶然の出会いにうれしさを感じると共に また改めて 彼女の生き方に憧れと尊敬を抱いたのだった。

―なに1つ楽しみのなさそうなところに
1番多くの楽しみがかたまっている。
地に落ちる1枚の木の葉は
音をたててもたてなくてもかならずなにかの喜びをもたらしてくる―(小説の中に登場する詩)

無もしくは苦からでさえ喜びを生み出す 精神力と想像力と忍耐力。

同じ1日なら 同じ時間を生きているなら不幸でいるより幸せでいるほうが幸せにきまっている。 
そんな単純だけど難しいことをとても簡単に教えてくれた本だった。

2011-03-05 | in Umeå, Life, Uncategorized

氷模様

窓によって 個性的

2011-03-02 | in Umeå, Life, Uncategorized

奴がやってきた

電話ごしに その名前を聞いた時

ドクンとして

急いでコートをひっかけて外へでた。

目を凝らしても何かあるのだけど何かわからない。

胸の高鳴りを抑え 周辺をひと周りして、家へ戻ったのだが、

しばらくしてまた電話がなった。

やっぱり来ているという。

また急いでコートをひっかけ外へ出ると

いた!

さっきよりいっそう辺りが明るく異様な光景が広がっていた。

緑の光が向こうからやってくる。

目を凝らして見ていても ごくんと呑みこめない なんとも不思議な わからないもの。

はじめてみるオーロラ。 その光は ゆらゆらと形を変え、緑から次第に赤みを帯び 一瞬 対向車のフラッシュライトを浴びたかと思うほど 明るい光を見せ また緑に戻り揺らめいている。

写真ではやはり限度があるのですが、この写真は家の前から撮ったもの。

まさに光の大スペクタクル。 上を見上げると何層ものオーロラに覆われていた。

思わぬ未知との遭遇に 興奮がおさまらず いつまでも夜空を見上げていた。

2011-02-26 | in Umeå, Life, Uncategorized

ピクニック

雪の中でも なんのその 

外で食べるものは何でもおいしい

2011-02-23 | in Umeå, Life, Uncategorized

うちの春

日本から来た私が寒さと白さに放心していた時に、アグネッタにいいことを教えてもらった。

裏のりんごの木からいくつか枝を分けてもらって、部屋にさしておくのだ。

そうしたら、部屋のあたたかさで、りんごの枝は新芽をつけ、一足先に春が見えるのだと。

昨日の白い天気の後 世間では

またさらに白くなって 冬が増すだなんて、春はいったい、いつくるんだ もう冬はたくさんだ という声をいくつか聞いた。

私はつい最近ここへ来て冬にまいっているけれど、ここに住んでいる人はもうずいぶん長い間(さらに暗い期間も含め)冬を過ごしていたのかと思うと・・・ どんなに大変だろうと想像する。

さて、あれから2週間ほどたった今日。

ここに春あり!

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