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diary
2011-04-11 | about works, diary, Sweden life

春の花

花を見るとわかりやすく春を感じるのだが

陽気は春なのに 花がないのは・・・どうもじれったい。

毎日地面に這いつくばってみるのだが、まだようやく雪が解けたところでぐっちょりした茶色い地面が見えているだけだ。

エーランド島では 春1番は黄色い花だった。さて、ここ北国でも同じなのだろうか・・・

そんなときに思いついたのは

春の花づくり。

ギュルビーバって名前の黄色い花。

スノードロップ(平面)

スノードロップ(立体)

そしてポスクリリー(日本で言う水仙。ここではイースターの花)

春の花を小さなピアスに。

これで春の花と共にお出かけが!

同じ日にある人から黄色いチューリップの花束を ある人から赤いチューリップの花束をもらった。

みんな花を待ちわびているようだ。

さて、次は・・・チューリップ・・・

2011-04-09 | in Umeå, Life, Uncategorized

コケマニア

春の花がどこかに出ていないかと 地面を見つめつつ歩いていると

きれいなものを 見つけた。

海にいそうな 山のもの

これは・・・春の色!

2011-04-07 | in Umeå, Life, Uncategorized

春の音

外に出ると まず 音がする。

春の音。

ちょろちょろ水が流れる音に耳を澄ます。雪解けの音。

日に日に種類が増える 鳥の声。

そして人々は新しい春の鳥を見かけると 報告し合う。

世界はこんなにも明るかったのかと 外へ出るたび目を細める。

ベルリンでは 冬の間中 散歩の犬達が道端にフンをして、そのまま放置しておいたせいで 今の時期 雪が溶けて道端は 恐ろしいほど犬のフンだらけなのだそうだ。 

そんな話を思い出しながら歩いていた私は あまりの暑さに毛糸の帽子と手袋をぬぐ。

日差しがきつい。

そして昨日 今、最大規模にオゾン層が破壊されているというニュースを見たのを思い出した。 北極圏から~千キロ(数字はうろ覚えなので書きません)のスカンジナビア半島を含む 広範囲で破壊・・・とあった。ということは 今私は オゾン層に守られていないのか・・・ この目も開けられないほどの日差しになんだか納得をした。

最近 こういう見えない恐ろしいことを聞くにつれ 今までの危機感のなさや知識のなさ(その問題に対する興味のなさ)を改めて反省する。 

歩いていくと 雪と雪の間から水が湧き出しているところを見つけた。

海も川も湖もどこもかも凍って その上に雪が積もって白一色の冬だったので、自然の水を見るのも大変久しぶりだった。 あの水たまりを見ても心が躍ったくらいなので この生きている水は見ているだけでおもしろく、この水がこの広い大地へ浸透し 生命力を宿して行く様子を想像しつつ 私はしばらく眺めていた。

2011-04-06 | in Umeå, Life, Uncategorized

はじめて作ったもの

はじめて編んだ ソックス。

しかも2重編み

手を入れてみるだけで 汗ばみそうなくらい。

ちっこい方は ラップランド訪問時に とりあえず編み方を教えてもらおうとテストで作ったもの。

ちなみに毛糸はアニカのお母さんが昔 植物染めで染めたもの。

大きい方は さっそく覚えているうちにと リアルサイズで編んだもの。

こんな立体感のあるものは編んだことがないので まだ片方しか編めていないけど 満足感にひたっているのです。

2011-04-04 | about works, diary

羊の毛を織る

クリクリ

ツヤツヤしている毛が

愛らしくて やめられない。

2011-04-03 | in Umeå, Life, Uncategorized

スウェーデンから日本へ

町でスウェーデンの赤十字も協賛して 日本に義援金を送るフォルクミュージック(民族音楽)のコンサートがあると聞いて行ってきた。

フォルクミュージックというものが どういうものなのかもわからぬまま 日本人はいるかな・・・どのくらいの人が来ているのかな・・・と思いつつ向かったのだが

入るとすぐ若い演奏家の子たちに出迎えられ なかなかたくさんの人がいた。日本人は私だけのようだった。

昔の映画館がコンサートホールとして使われているようで、とても雰囲気のある建物である。

はじまったとたん 大自然が目の前に広がるような音楽に包まれた。

私はニッケルハルパという民族楽器をはじめて知った。

彼らの奏でる音は血が騒ぐような何か不思議な魅力がある。 

バイオリンも 私にはよくわからないが、いろんな種類のものがあるようで、種類によって響きも全く違う。歌とバイオリンがはもっている音は初めて聞いた音だった。彼らが曲紹介をする時、どこの地方の誰の曲と言ったりする。代々伝承されている音楽なのだ。きっと人が集まっていろんな場面で奏でられた音楽。音楽に乗ってトントンと大地を踏みならす足音がどんどん大きくなって体中に音楽がめぐる。

演奏者らの友人が日本に住んでいたり、自らも日本を訪れたことがあったり、まわりの観客の人々の会話を聞いていても、それぞれ ここにいる人達は何かしら日本に思い入れがある人達のようだった。

ここに このような思いが集まってすばらしい音楽が奏でられたことに とても感謝の気持ちでいっぱいになった。

1人のニッケルハルパ奏者の人が弾いた 「水」 という曲がとても美しかった。

自然の恐ろしくもあり、美しくもある、壮大さを感じさせられる1曲だった。

Water,Vatten (you tube リンクページ)

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