前々から鳥を見るのは好きだったけれど、この間、川辺に群れているカモなどの鳥を観察したり、水路で水浴びをしているセキレイのカップルを見かけた時、確実に私の鳥を見る目が変わってしまったなと、ふと感じた。
うこっけいのクロ&ギンちゃんを飼い始めてからというもの、毎日の日々に鳥と過ごす時間ができ、犬みたいに賢い訳ではないけれど、全く性格の違う二羽を観察するのは面白く、こんな別の生き物が、私という人間に慣ついてくれていることがなんだかかわいい。
そして、最近出会ったこの本。
その影響もあり、小さき鳥達がかわいくてしょうがない私。
移動図書館で、こんな青い本を手にとった。
見えないくらいうっすらと、金色の文字でSold for a Farthingと書かれたタイトル。
中表紙のかわらしい模様。
それだけで、どんな内容かも知らず、私はこの本をすっかり借りることにし(翻訳者が梨木香歩さんだったこともあり)家でわくわくしながら本を開いた。
この本はある小さなスズメの生涯について、一緒に暮らしたキップスさんが書いたものだった。
私はスズメといつか意思疎通できないかと夢見ていた小さい頃を思い出した。
そんな夢みたいな本当の話!
生まれてから、老衰で亡くなる12年と7ヶ月 と少しの生涯について書かれているのだけれど、この小さき存在からその時代の人、また世界中の読者など、多くの人が勇気と愛をもらったに違いない。
そんな芸も知恵もないうちのうこっけいクロ&ギンちゃんですが、朝からご飯を催促するピヨピヨに目を細めている私である。
待ちに待ったお米の収穫
今年は特に遅い収穫となったので、首をなが~くして待っていた。
こちらの田んぼには塀のようなサトウキビも。
黄色い田んぼに目が細まる。
うちでは、自分たちがうれしくおいしく食べたいので、肥料や農薬は使用していない。なのでお隣の田んぼみたいに株はどっしりしていないけれど、元気なお米さん。
肥料の代わりに、冬から春にかけてレンゲを植えて田んぼに鋤き込んでいる。
あれ?!
昨年のこぼれ種から、もうレンゲが顔を出している! 足元には、やはりもう春の準備が・・・ほぅ。
こちらは小さい田んぼなので手で植えて、手刈りで収穫する緑米。
大した量ではないけれど、立派に稲木に掛けられると、誇らしいお米さん。
一部、自分達で食べきれない分を今年も販売しています→ピイスフウド
こうして大きな口を開けてモリモリご飯を頬張れる幸せを、改めて実感する秋です。
!?お?!
なんと!
先月中頃、春の準備が始まっている球根植物に感心して、少し遅ればせながらそのことについてブログを書いたのはつい昨日。
なのに・・・え?今朝水やりをしていると、もうすでに咲いているではないか!!
「じゃ~ん!春ではなくて秋咲きでしたー」と言っているようです。
細い松葉のような葉っぱに青紫の花。黄色いおしべに赤いめしべ。
ありがたくめしべをいただき、この思わぬ早いサフランとの出会いにうれしくなった朝でした。
事後報告となってしまいましたが、初めて地元の天神市に出展しました。
収穫祭にちなんで、フルーツ柄や木の実柄。。。
いいお天気に恵まれ、たくさんのお客さんでにぎわい楽しい1日となりました。
立ち寄って下さった方々、どうもありがとうございました。
なぜかマツムシに好かれ、私の肩にもブースにも・・・
小さきものは なんと可愛い・・・
と何度つぶやいたことか。
タマムシのたまちゃんに続いてうちへやってきたのは、犬でもネコでもなく、烏骨鶏のヒナ。
黒色とシルバー色なので、名前はクロとギン。
実家で飼っていたこともあり、卵も産んでくれるし、いつか飼いたいと思っていたのだが、急にひょんなことからうちでも飼うことになった。
ひよこはピヨピヨ鳴くと知ってはいるけれど、本当にかわいい声で「ピヨピヨ」と鳴いている。
いつからコケーコッコッと声変わりをするのだろうか・・・
とりあえず大きくなるまでは家の中の鳥かごが寝床。
砂浴び大好き、パンクズとイリコ、虫が大好き。
どちらかが冒険して遠出していると、大きな声でピヨピヨと片方が呼んでくれる。
砂場だと逃げるのに、一度懐に入ると、即寝する。
変なの!
この新しい生き物がおもしろくて、見飽きず、ふと時間を忘れてしまう日々である。
9月末頃、サフランの球根を植えた。
サフランと言えば、高級食材。
スウェーデンではクリスマスに食べるサフラン入のパンが有名。
日本ではなかなか食べる機会はないけれど、収穫できればサフランライスもできるし、花もクロッカスみたいでかわいいし、楽しみである。
それから2,3週間後。
!
芽が出ている!
気が付くと辺りは
とっくに春の準備が始まっていたようである。
かわいい花が咲く春ばかり気にしていたからか、こんな時期から球根植物が芽を出していたなんて、今まで気づかなかった。
私も春(個展があるので)の準備しなくては・・・