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2016-06-02

草にまつわる日々

あっという間に5月をすっ飛ばしてしまった。

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午前中に畑をのぞくときれいなブルーがそよそよと揺らいでいたのは、ついこの間のこと。

今は、もうほぼ種になりつつある。今年はたくさん種が収穫できそう。

藍に、綿。ちょっとした染織のためのお庭になりつつ・・・

と、そんな時に、出かけたのは、草講座。

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苧麻から繊維をとる。イラクサ。

葉っぱを取り除き、皮を剥いて、中の芯を取り出す。

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そして、外側の表皮や内側のぬるぬるした部分を取り除いていくと・・・

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糸になる!

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いろいろな草の糸。

クズやイラクサは、困るくらいはびこる植物。

それは、言い換えれば、とても生命力が強いもの。

はびこる植物というのは、人間にとって有益なものを与えてくれる源なのではないかという考えに、はっとした。なぜか迷惑な敵のように考えていた。

生かしきる。昔の人々の生活の中では、成されていた普通のことが、今ではとても遠く、果てしないようなことに思える。

草に寄り添い、耳を傾ける。

なぜか、草にまつわる講座を成り行きで、1週間のうちに3つも受ける機会があり、とても深く考えさせられた。

それと共に、今までただの草がある周りの景色が、宝探しのように、違って見えるようになったよう・・・

最後に受けた講座は、野草について。

山菜や、ヨモギやドクダミなどをお茶にして飲んだり、いろいろ親しんでいるつもりだったけれど・・・

周りに食べられる、または体に良い働きをもたらしてくれる植物がいっぱいあると知り、ますます草ってばすごい!と興味しんしん。(ツユクサがおいしくて、びっくり!)

草とどのような共生ができるのかは、未知数だけど、身近なもので、楽しく暮らせる術を実践していきたいナと思った日々でした。

 

 

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