物語のある風景
2012年が幕開け。
新しいはじまりだと思うと、気合いが入り良いものです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は1月と言えど、こんな日差しがまぶしいなんて、とびっくりしてしまうほどの1日だった。
車で田舎道を走っていると、布団の干し率はなんと90%!(勝手な推定)
本日は内子方面へ。昔話から切り取られたような景色がわんさかある。
歩いていたらモグラの通った跡を見つけたり、耳元でさえずる鳥の声に耳を傾けたり、何かが住んでいたような穴を木に見つけたり、歩道や田畑の隅に小さな祠を見つけたり・・・ していると、自分の中に眠っていた感覚が甦るような、どこかなつかしく思うような感覚に包まれていた。
この地区にはいくつか水車があった。その水車小屋の中ではお米が精米できるようになっている。そこにあったノートを見てみるとなんと30kgのお米を精米するのに2,3日かかるようだった。美しい景色を眺めていると、この水車と共にあった人々の暮らしが目に浮かぶようだった。
これは弓削神社の入り口。池に橋があり、その橋を渡って神社へ行く。天照大神が祀られているらしい。
少し異世界への入り口のようなワクワク感がある。
風流な屋根付きでゆるやかなアーチ型の橋だった。
小さな境内の周りには椎の木があり、そして更にその境内の裏にはあぁっと驚いてしまうほどの巨木の椎の木がそびえ立っていた。
樹齢何年なのか、3本の巨木を1本にまとめてあるような大きさである。私は、遥か彼方昔からこの木と共にあった無数の物語を空想しつつしばらく見上げていた。
後から標識を見ると、森林浴八十八カ所の37番札所らしい。そんな八十八カ所があったとは知らなかった!
五感を解き放ち、山あいの小さな村々と自然からパワーをもらった1日となりました。
さて、明日からがんばろ!