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2011-06-26

南国育ち

スウェーデンから帰ってきて、私のまわりにある花の多さにびっくりした。スウェーデンにいた頃は何もない冬の時代を超え、1つ1つやってくる花や植物を心待ちにしていたのだが、ここにはありとあらゆる花、植物があったのだ。以前はきっと目を向けてなかったのだろう。

足元の草むらに咲いていたかわいい花

とてもきれいなピンク色 名前はマルバストラム

何色というのか。空と混じり合い薄いピンクから白へのグラデーションが不思議なねむの木の花

以前、私の家がどのくらい温暖なところにあるのかと聞かれたことがある。愛媛と言えばみかんで、冬にみかんを収穫し、冬の間中みかんを食べるんだと言ったら、すべてが雪で覆われその間何もない国のスウェーデンの人達は目を細めた。どのくらい温暖なのかな?イタリアくらい?

そして地図を広げ同じ緯度の線をたどっていくと、なんとイタリアやギリシャと、アフリカ大陸のエジプトなどの間にある地中海の上だった。

あまり意識したことはなかったけれど、その時私は南国育ちだと思った。

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