2009-07-26
魔法の時間
エーランド島の風は手ごわい。
風の具合を気にしつつ自転車で出かけるかどうかを検討するが、たいてい風は吹いている。
今日も向かい風に立ち向かいつつ、立ちこぎで自転車をこいでいた。
疲れて、ふうーっと力を抜いた時、落ちかかった日差しに輝くフィールドが目に映った。
しばらくその不思議な綿毛のようなフワフワがキラキラしているのを眺めていた。
妖精が住んでいるかのようなやわらかい小さな世界。
自然の壮大さには、毎度ながら想像を超えて驚く。
クモが作った魔法のフィールド。
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