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2016-07-11

Hokkaido~

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スウェーデンから帰国してまる5年。

南国えひめで生まれ、暮らしている私ですが、どういう訳か、北の地へ導かれてしまう。

一度学生の頃に留学した地も雪国だった。

そして、その後、スウェーデンを経て、えひめへ帰ってきたのですが、知り合った旦那さんはなんと北海道出身。

「北海道はまるでスウェーデンみたいよ!」

と聞いたことがあったけれど、1度も訪れたことはなかった。

そして、今回初めて北海道へ行ってきました。

広大な農場が広がっていて、森もある。白樺の木にポプラの木。木も違えば、道端の植物だって違う!

どことなく、スウェーデンを思い出す風景がありました。

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スウェーデンのサーミの人達のように、北海道にはアイヌの人達がいる。

いくつか民族博物館を訪れたけれど、素材はすべて自然のものから得ていることと、すべての装飾模様にとても魅了された。

あと、北海道の地名は、読み方や音も変わっていて、フィンランド語みたい!と思った。

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フキがびっくりするほど大きい。ラワンブキと言うらしい。

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道具にも装飾が!

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これらの模様も、地域によって、家族によって変わる。

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人間以外のものにはすべて神が宿ると信じられたことから、それらをモチーフにすることはできなかったので、このような幾何文様が使われたらしい。

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神が宿っていると、思わずにはいられない、不思議な地形の場所がいっぱいあった。

四国だってそれなりに自然はいっぱいだけれど、どんな山奥にだって人は住んでいて民家がある。だけど、ここには人が住んでいないような森が延々と続く地があり、その純粋な自然がとても深く、美しいなあと感じた。とりあえず、広い!

今回お世話になったカフェのオーナーさんは、まるで北欧の人のような暮らしをしていた。

水辺の見える美しい土地で、夏にはベリーを摘み、保存食を作り、カヌーに乗ったり、冬には愛犬と共にノルディックスキーで散歩・・・

厳しい自然の中でも、自然のもたらす恩恵に感謝し、共に楽しむ暮らしをしていた、北欧の人達に、私はとても感銘を受けたが、日本でだって同じ環境なら、そのような暮らし方の方が理にかなっていて、それを具現化しているだけだよと、言っていたオーナーさんにも、とっても共感した。

私の中で、まるでスウェーデン!という言葉通り、きらきらしたイメージとなった北海道。

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そんな北海道から帰ってきた愛媛は、ショックを受けるほど蒸し暑く、夏に突入~という感じでしたが、見える景色が新しいような、生まれ変わったような不思議な感覚で日々が始まりました。

さて、夏は忙しくなりそっ

 

 

 

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