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2010-09-02

私の場所

 報告が遅れましたが 10月16日17日に千葉で開催される 工房からの風http://www.nikke-cp.gr.jp/cia/ に出展するため 日本に一時帰ってきました。
日本に着いた私は みなさんの予想通り 暑さにやられています。
この異常な暑さには スウェーデンで日本の暑い夏が恋しいなんて言っていた私を恥じるほどである。
9月に入ったということが不思議に感じられるのもこの暑さのせいなのでしょうか・・・

亡くなった祖母の家を 私のアトリエにできたら・・・と父と母の手も借り、少しずつ掃除と荷物の移動をはじめました。 
2年ぶりに見る私の荷物。
姉にさんざん 2年も使われることのない物はいらない物なんじゃないの?と言われつつも大事にとっておいたもの達。
2年という期間があまりにも私の中で大きく働いていることに いろいろな場面で気づかされるが、ここでもまた。
荷物を解きつつ 自分の歴史をヒモ解くような感覚であった。 昔から集めていたもの。ノートをめくるとその時自分の興味があったものやアイデアが。買っている本を見てもその時々の興味の移り変わりが見てとれる。 そして確かに今となってはいらないものも たくさんあることに気づかされる。
日本に帰ってきて東京にいても 実家愛媛に帰ってきても スウェーデンでまわりのもの(余計な情報、しがらみや習慣)なく 自(自分自身と自然)のみの生活だった2年を経て、ある ゆるがないものが自分の中に芽生えていることを実感した。
帰ってきたという感覚より 新しく始めるという全く別の立ち位置にやってきたという感じです。
まだまだ手探りなスタートですが とりあえず 暑さに負けず  がんばろ。

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