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2014-07-18

フルーティな染液

前々から、7月第2週目くらいに、柿渋用の渋柿を摘果すると聞いて、いつかやってみたいと思っていた。

そうこうして2年以上そのタイミングを逃し続けていたのだが・・・

先日ふと、

ややっ、ちょうど7月第2週目だ!今年こそ、柿渋を作ろう!

と思い立った。

叔父のみかん畑には、アタゴ柿の木が何本かあるので、そこで採らせてもらった。

生ってる生ってる!重そうなくらい生っている!

かごにいっぱい収穫。

そして帰宅後、柿渋作り。

二つに切ってみると、まだ種もできたばっかりで、柔らかそうな緑色だった。

丸ごとミキサーへ入れ、(水も一緒に)細かく砕いていく。

ミキサーが火を噴くのではないかと心配するほど、何度も何度もミキサーを回しては絞る・・・のくり返し。

絞った液はまだきれいな緑色をしている。

匂いも少しフルーティ。

しかし、こんな搾りたてのフレッシュな液体でも侮ることなかれ!

ちょっとでも服についたり、床に飛び散ったりしようものなら、柿渋色の茶色に変色し、全く落ちないなのだ。

つくづくすごい染料である。

毎日濾す作業をすると、臭くならないらしいので、しばらくはがんばってみようと思っている。

と言うより、毎日濾すのも苦にならないくらい、自分で作った柿渋で染められるなんて!とほれぼれしている。

 

 

 

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