toggle
2014-09-14

夏の終わりに

すがすがしい秋風が吹き、隣の田んぼで行われていた稲刈りのにおいで、部屋がいっぱいになった。

ああ、いつの間にか秋だ・・・

今年の夏は頭をひねってしまうぐらい、短かった気がする。

そして、こんな異常気象だった夏も今までなかったなと思う。本当に水遣りした記憶がないくらい、雨ばっかりだった。

うちの畑(庭)を見ても、今年の異常度を図れる。

それは、かぼちゃ。

朝起きて、窓の外をみると、☆マークのような大きな黄色い花が庭中に咲いていた。

かぼちゃの勢いは誰にも止められず、ついに今では、シダレモモをかぼちゃが乗っ取ってしまった。

これはひょうたんかぼちゃ。木の上でプラプラ実をつけ、見下ろしている。

八朔の木だってこの通り。

うちの庭はかぼちゃ天国。

と思ったら、

こちらでは、ササゲ(小豆みたいな豆)が柿の木を登っていた。

毎年、祖母の代から収穫しているササゲだけれど、こんなにツルを伸ばしたのは、見たことがない。

かぼちゃにしても、ササゲにしても、水をいっぱい含んだ湿気のある場所がいやで、上へ登っていったのか、それとも、今年の8月は日照時間が少なかったので、太陽を求めて空へ向かったのか・・・

いつもとは違う畑の風景を見ながら、穏やかな秋の日々を願います。

 

関連記事