2014-01-10
いいとこ紹介
最近行った愛媛のいいとこを、勝手に紹介コーナー。
1つ目は、秋にたまたま訪れた四十四番札所、大寶寺。
この杉林を抜けるのにどれだけ時間を費やしたことか。
なぜなら、あまりの木々のでっかさに、圧倒されてしまったから。
しっとりと苔むした大木に囲まれ、神々しいものを感じずにはいられなかった。
柔らかい、モスグリーン。光と混色された輝く苔色。
上を見上げると、あまりに高くそびえ立つ杉の木に、目がくらみ、尻もちをつきそうになった。
思わず手を合わせてしまった大木。何年の年月、ここにいるんだろう。情報によると、ここの檜は樹齢400~500年、杉は樹齢800~1000年とあった。ひやあ~
カメラにはおさまりきらない大きい木を夢中になって撮り続けていた。
そして、みなさん見事な苔肌。
門は神聖な場所との境界と言うけれど、まさにこの門をくぐると、別世界へ入ってしまうような門の佇まいである。
荘厳さが漂った落ち着いた空気の中、杉や檜の大木に囲まれ、森林浴のせいか、体が浄化されたような気がした場所だった。
そして、もう1つは、お正月明けに家族で訪れたとても小さな温泉。
小藪温泉。
こんなところに??と思うような山の中にぽつりとある。
とても古く、雰囲気のある建物に、すっかり旅気分。
私の憧れる外廊下。でも、冬は寒いだろうなあ・・・
どうやら、宿泊もできるよう。
2,3日前の雪がまだ残っていた。本当に小さな温泉宿だけれど、昔の建物にあふれる趣がとても心地良く、またお湯もとても良かった。
心に留まる温泉でした。
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