スウェーデンに住んでいた時、花壇いっぱいに広がっていたかわいい葉っぱの形と色とりどりの花に魅せられ、この花が好きになった。

ナスタチウム。
春に種を植えたら、今では毎日たくさん花が咲く。
スウェーデンにいた時、花のオープンサンドをたべたことがあった。その時、花も食べれるのかあ・・・と少しびっくりしたのを覚えている。
このナスタチウムの花や葉っぱも食べれる。
なんとなく花を口にするのは、最初抵抗があったが、スウェーデンで食べたオープンサンドを思い出し、パクっと一口食べてみた。
味も何もないのかと思ったら、芳香な味がふわっと口中に広がった。
あ、おいしい!
摘んでも摘んでも花が咲くので、それから私のサラダにナスタチウムの花が入るようになった。
色とりどりの花が彩るサラダ。
緑の葉っぱと違い、花の持つ可憐なエネルギーが、ふわっと私の中に入ってくるような気がして、現在私のプチブーム。

花がたくさんとれるので、現在

発酵させ、酵母水を作ってみている。
花の命を食べると美しくなれるんじゃないか・・・なんていやらしくも企む私。花の色彩にほれぼれしながら食しています。
昨日、水門が開き次々と田んぼに水が入ってきた。
あっちでもこっちでも待ってましたとばかりに、忙しそうにお百姓さん達が田植えの準備をしている。
ああ、今年も今晩から蛙の大合唱が始まるなあ・・・なんてのんきに考えていた・・・
家の北側にはうちの畑があり、南側には細い道路を挟んで田んぼがある。そして、昨日水が張られてあった。
家の中も不思議と南側がひんやりしていた。今日も窓を開けると北側からは生ぬるい風が吹くのに、南の窓からは気持ちいい冷たい風が吹いていた。田んぼありがたやーなんて思っていた。
私はこの祖母の家に住んで、はじめて迎える夏である。
作晩、ベッドに入り、ワォとびっくりした。
すべて窓を閉めているのに、耳を疑う、外に寝ているかのような臨場感。
蛙の大合唱の渦の中にいるような感じ。
自分がそこまで蛙嫌いでなくてよかったと言い聞かせ、みずみずしい音を聞きながら眠りについた。
ああ、これは夏が思いやられる・・・(蝉の声はもっとすごいはずだ・・・)

母方の祖母の家から、母が亡き祖母のものが出てきたと私に持って帰ってきてくれた、
これ。

アームカバーって言うのかな。中指をひっかけるところがあり、手の甲もすっぽり包まれる。
この年季が入っている感じがいい。これを装着したとたん、私だって畑仕事が良くできそうな人に見えちゃうのだ。
とても作業もしやすく日焼け防止にもなり、畑に似合うこのアームカバーが、ここ最近のお気に入り。

順を追って次々といろんな花が咲く。
祖父や祖母が住んで60年ほど経った家はリフォームしたが、庭はそのまんま。
放っておくと庭や畑って大変なことになる。
鳥が種を運ぶのか、至る所に、クスノキ、ドングリ、ナンテン、びわ、イヌビワ、万両の木・・・などがにょきにょきと、植えてもいないところにどんどん生えてくる。ヤツデなんかは、切っても切っても巨大な葉っぱを大きく大きく広げて庭を占領していく。
その木々がうっそうと茂ると、陽があたらなくなったものが、消えていく。そしてどんどん荒れて行ってしまうのだ。
ああ、大変。
なるだけ、祖母や祖父が植えてあった植物に残ってほしいなーと願う私。
春には、いい匂いが漂ってきた、フリージア。

家を飛び出し、アスファルトの道へ這い出す多肉君達。

玄関の辺りを見ると、驚くことがある。きっと祖父祖母の時代は観葉植物だっただろうもの達が、野生化しているのだ。

カポックなんて、松と張り合って、どんどん枝を伸ばしていた。
毎年咲いていたのか、それとも今年は人が住んでいるから、喜んで咲いてくれたのかわからないが、(去年は見た覚えがないので。)蘭が咲いていた。

祖母が亡くなって4年くらい経つ。誰も水をやったり世話をしていないのに、なんてたくましいんだ。
そして、もう一人たくましい花は、ぎょっとするような極彩色のボタンさん。

入口のところで、通りの方へ向かって咲いていた。私はここにボタンの花が咲いているのをはじめて見けれど、母は、祖母がこの花が散らないようによく傘をさしてあげていたと言っていた。

紫色がステキなシラー。水仙が終わった後の草むらに隠れていたので、少し日光があたるように周りをカットしてあげた。
そして、これは最後の生き残りとなった一輪のバラ。

もう一輪、裏庭に毎年咲いていたバラがいたのに、今年にはいなくなっていた。
このはかなく咲いているバラが最後の一輪。
いつの日か祖父と祖母が植えた花や植物達が命をつないで生きている。
不思議だなあと思いつつ・・・庭を見渡しては、途方に暮れる。
只今、ここはドクダミ屋敷なり。

たった1日ですが、18日、静岡へ行ってきました。
愛媛から横浜へ行き、日帰りで静岡へ。
久々の遠出で旅気分。横浜は暑い日差しでギラギラしていたのに、静岡はしっとり涼しく穏やかな空気。
そう、曇りだったのです・・・ 楽しみにしていた富士山にはお会いできず、残念!

ギャラリーの前にはステキなお庭も。

天井が高く、柔らかい日差しがそそぐ、ギャラリー&カフェ。とても良い空間です。

ミカン畑の布と瀬戸内海が広がる伊予柑柄。
静岡と愛媛。海と山の自然に恵まれた温暖な土地。
特産品のみかんも共通していることからか、体のどこかに埋め込まれたなつかしさを感じるところ、それに作品づくりの根底にあるものとか、うまく言い表わせませんが、何か共通すものを感じ、今回の展示会に結びつきました。

koko kaltio.さんの、富士山のまわりにみかんが実るキャンドル。火を灯すと、富士山とみかん畑の情景が浮かび上がります。

これは、富士山をバックに手前には茶畑が広がるキャンドル。火を灯した時の浮かび上がる富士山がとても印象的だったので、我が家にもこの風景を連れて帰りました。

入口にかかった、伊予柑バッグ。

カフェで食べられる愛媛の八朔で作ってくれたお稲荷さんと静岡の新茶のセット!
あっと言う間に過ぎてしまった楽しい1日。
おいしい空気とことりの声がみずみずしく体にしみわたり、良い時間を過ごしました。
訪れて下さった方々、koko kaltio.さん、どうもありがとうございました。
koko kaltio. さん→http://kaltio-rousoku.cocolog-tnc.com/

二人展 「私たちの住むところ。」 sun and snow(布) / kaltio.(ろうそく)
2013年5月16日(木)~25日(土) 12:00~19:00
18日(土)・25日(土):18時close / 21日(火): closed
みかんの産地と言えば、愛媛、そして静岡。
気候も似ているのでしょうか、お互い違う環境にいながらも同じ心象風景を抱いているような、何かご縁を感じて、静岡のろうそくの作家さんでありギャラリーカフェも運営していらっしゃるkaltio.さんと二人展をすることになりました。
新緑の季節、新茶の季節の5月。静岡を訪れるのが楽しみです。
18日土曜日は、ギャラリーに在廊しております。