古い建物のアトリエは、夜の間の冷気が居座り、昼間もひんやりしている。
外はポカポカあったかいのになー
と、このところ、お昼ご飯は外で食べるのが日課である。
足を投げ出して座ってご飯を食べていると、あったかいし、いつも何かしら発見がある。
つくしやフキノトウを見つけて夜ご飯のおかずにしたり、見たことない鳥が庭に来ているのを目撃したり・・・
ある日、見つけたのは
脱ぎ捨てられた毛皮
見るとたくさんころがっている。動物みたいな毛皮。
裏はこんな感じで、本当にスウェードのようだ。
冬の間凍えないようにこんな立派な毛皮に覆われていたのかと思うと・・・
こんな立派なもの、何かにならないかしら?とつい集めてしまう私。
当の本人たちは、青空に立派な花を広げて春を満喫しているようである。
3月7日に蒔いたリネンの種もみんな芽を出していた。
春の陽気にみんなで「ワ~イ!」て感じだなぁ。。。
ん?形が Y だからか・・・!
以前ブログでも紹介した、セムラの試食会にお誘いいただいたのは、愛大の松浦教授。
この松山で、「スウェーデン」「北欧」に関わっていらっしゃる方に出会うのは初めてのこと。
スウェーデンの小さな村で、日本人に出会ったようなうれしさです。
今回は ことば、デザイン、数学という観点で、北欧の魅力についての講演会が開かれるとのこと。
どなたでも無料で聴講できるようなので、興味のある方はぜひ!
詳しくは→
3月4日金曜日から、道後茶波瑠さんのロビー&ショップコーナーで展示が始まりました。
始まってほっとしたのも束の間・・・
なんと4月30日まで、2か月も開催されるという、恐ろしい日程。
メインステージはこんな感じ
北欧スタイルというタイトルがついているので、生活の中で登場する布をイメージしやすいように、今回は、布以外のものも、一緒に展示販売することにしました。今回は、長野の友人(杣添:somazoe furniture)の木工品も一緒に展示しています。
すのこ台(陶器は母作)
そして木箱とブックエンド。どれも、とても使いやすく、暮らしによくなじむアイテム。
そして、やはり木のものと、布はよく合います。
しかし・・・なんと・・・このステージの上にあるものは、ここにあるだけ・・・という事実!
売れてしまったらここのディスプレイはどうなるんだ?!と自問自答。
この2か月、このステージのディスプレイがどうなっていくのか、ハラハラドキドキの幕開けのようです・・・
今回初めて作ってみた和紙のポスター
とても繊細な線もくっきりプリントができ、紙はまた布と違った魅力があります。
おなじみキッチンクロス
なべつかみ
トートバックもクサムラ柄で。
今回登場する草を、押し花風に展示。
長い期間展示をしているので、置いてあるものも、行く時々で変化していく(はず?)と思いますが、
草むら~足元の世界~ を覗きに、お立ち寄り下さいませ。
そしてつい先日。
Sa-Rahさんの撮影会があり、再びまるふく農園さんへ。
入ったとたん広がるハーブの華やかな香り!
モデルの平井かずみさん、カメラマンの濱田さん、映像や音楽担当のaCaeの大崎さん、Sa-Rahの千秋さん。
私はハーブの匂いにクンクンしたり、買って帰るハーブ苗を選んだり、農園のけんたくんにハーブについていろいろ教わったり・・・
皆さんの撮影様子を楽しく眺める&ちょっとお手伝い程度と1人気ままな存在でしたが・・・
作った布がこのような形になったのを見ることができ、感激!
このブーケ柄は、モデルが平井かずみさんなんだと聞き、かずみさんを思い浮かべながら作りました。
ほわっと柔らかいストール。
ユーカリやアジサイ、ミモザ、ハニーサックルなどなど・・・
この日は、写真撮影&、映像がストーリー仕立てになっていて、まるで映画の撮影のよう!
午後からはとってもステキな名江さんのお家へ移動して、撮影。
このカシュクールの裾にもあのブーケ柄が入っています。
夜のシーン。このワンピースはあの、まるふく農園のハーブ柄!
無事1日で撮影は終わり、そのあと皆で囲んで食べた名江さんの手料理の美味しかったことと言ったら!
布作りはいつも1人で完結していた。
それが、今回、新しい布が自分の中からだけではないところから生まれ(発想も含め)、お洋服になり、このような形でいろいろな人に関わることができ、これも、千秋さんの魔法だなぁと・・・
夢のような気持ちで帰宅したのでした。
千秋さんに感謝!
Sa-Rahの春夏コレクションのお目見えは4月!カタログ&DVDも要チェックです☆
昨年の秋ごろから進行してきた大洲の素敵なお洋服やさん、Sa-Rahさんとのコラボハーブ柄。
連れていってもらったのは、高知のまるふく農園さん。(2015年11月)
そこへ行き、私の中で思い描いていた、ハーブ柄というイメージは、全く別物となってしまった。
ワワワ。。。ワイルド!
ローズマリーやラベンダー、ゼラニウムにセージ。
私はスウェーデンにいたこともあり、だいたいのメジャーハーブは知っているけれども、ここには見たことないような、いろーんな種類のハーブがいっぱい!また一言にセージと言っても、びっくりするくらいいろーんな種類のセージがある。
胸が高鳴るほど、わくわくすることって、そうない気がするけれど、なんだろうこの興奮!
というくらい、私のセンサーがふれまくりの1日でした。
ウェストリンギア
ライオンズイアー
メキシカンブッシュセージ
ペパーミントゼラニウム
ブーケをいただいて帰り、家に持って帰るまでの車の中も、ブーケを挿した部屋の中も、幸せな香りで包まれていた。
本当にハーブにはいろいろな薬効があると聞くけれど、ほわっとうぶ毛に覆われている肌さわりや、かわいい葉っぱや花の形、そして匂い、そのものが持つ生命力、すべてが癒す力があるのではないかと思う。
形を留めておきたくて、押し花にしたいくつかも、ずっと匂いは残っている。
ハーブがある暮らしってなんていいんだろう!!
とハーブの魅力にすっかりすっかりはまってしまったのでした。
とは言え、布作り・・・
あまりにたくさんのハーブを見て・・・もりもりしたハーブが頭の中に残り・・・
できたのは、
こんな感じのハーブ柄。細かな種類も分けると27種類くらいのハーブが入っています。
まさかまさかのたまご誕生!
4㎝か5㎝くらいしかない小さな小さなかわいいたまご!
生後1ヶ月の頃から育てたクロとギン。オスか・・・メスか・・・という議論を永遠としていたのだけれど、これで一羽はメス確定!
それにしても、あの小さな体で、もう卵を産むなんて!
母?のような気持ちでうれしく、そしてすごいなーすごいなーと感心。
この春の陽気に誘われ、2羽は玄関の中にあった小屋から脱走することが増え、前を通るたび、コケッと文句。
そして卵を産んだのはようやくできた外の小屋へ入れて2日目のことである。
小屋も気に入って、バタバタと飛んではしゃぐ2羽。
メス確定はクロちゃんの方。声変わりもクロの方がだいぶ先だったので、ギンちゃんがオスかメスかわかるのはもう少し先かな。
2日後にもまた卵がちょこんと!
初めての小さな卵を目玉焼きにして大事に味わっていただいた。
きれいな黄色でとってもおいしく顔がほころぶお味でした。