2012-02-12
布々
先週続けて異国から布がやってきた。
1つはタイ人の親友から急に届いた素敵なシルクのショール。タイの北の方に伝わる伝統的な模様で、しかも地の糸は泥染め。
そしてもう1つは、インド旅行帰りの友人夫妻からのおみやげ。
もちろんインドのサリー用の布。少しローンのような薄手のコットン素材なのだが、優に5mはある!
手仕事感たっぷりのブロックプリントは味わい深く、模様は変化していく。
どちらの布からもほんのり異国の匂いがして、はるばる海を越えやってきたこれらの布を思うと、運命を感じてみたり・・・(←いつか行きたいと思っている)
その土地に根付くもの作りっていうのは、1つの私の憧れでもある。はるか彼方昔から人々が続けてきた布づくり。私もその作り手の1人として、布を作り続けていきたい。
さて、冬は織りを!と思っていたこともあり、年明けから少しずつ織りを始めている。
織り機をいただいたおばあちゃまに、ステキな模様織りがいっぱい載ってある本(英語の本)もいただいた。その中のBarley Corn Weaveと書かれていた名前がなんだかかわいいなあと思い、サンプルを作ってみることに。麦粒模様ってことみたい。やってみるとなるほど、麦粒の上にパターン展開できる。ちょっと思ったより縦糸の密度が薄かったのが残念だったが、いくつかパターンを試してみた。
赤いコットン
さわやかブルーのリネン
わざとぷっくりしてみたウール。
楽しい!そしておばあちゃまの歴史がつまった織り機は腰が据わっているような織りやすさがあり、みるみるうちに織り進んでいった。
今日も日々、布々なり。
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