ネッセルスープ
私はちょいと 魔女にあこがれている。
魔法を使うとかそういうのじゃなくて その辺にあるものを使ってちちんぷいぷいと治してしまう 昔から伝わる民間療法みたいなものを 使いこなせたらなーと思うのだ。
そんな私は 散歩をするたびいろいろな草や花を触ったりにおいをかいだりたまに味見したり・・・ なんてしていたのは去年のこと。
ある日 しその葉っぱに似た葉っぱを見つけた!
このエーランド島においては 細ネギやハーブが雑草のように生えていたりするので、こんなところにしそが!!と喜んでくんくんにおいをかいでみた。
そして びっくり・・・
痛い・・・ 鼻がチクチクそしてブツブツができてきた。
そいつは 触ると危険な ネッセルという葉っぱということが判明。
草むらを歩いている時に うっかりそのネッセルに足が触れると もうそこは火傷したようにひりひりして 赤いブツブツが広がっていく。。。
その日以来 私の草研究は 終了。
しかし その危険なネッセルは なんとおいしいスープになるというのだ。
やたら わんさか生い茂っている この憎きネッセルを食せるとは!!
ということで 友人から作り方を習うことに。
先の若そうな新芽の部分だけ(もちろん手袋をして)摘んでいく。
同じくその辺に生い茂っているキシュコールという葉っぱもおいしいらしく今回はそれらも一緒に摘んだ。
作り方はいたって簡単
ニンニクやタマネギもしくはネギを炒めてスープ(ブイヨン入り)を注ぎ 茹でて細かく刻んだネッセルと好みのハーブ(今回はタイム)を入れ塩コショウで味付け、牛乳で溶いた小麦粉でとろみをつけて出来上がり。
そしてゆでたまごと一緒に食べる。
その辺の道端からのいただきものが立派な食事になった。
この触るのも危険なネッセルを食べてみた最初の人に感心しつつ 1つ新しいことを学び うれしい今日。
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