その季節になると芽吹く植物。
亡き祖父母の庭では、祖母が毎日飲んでいたハブ茶を作るエビス草や、 ささげ、また矢車草や百日草などが、毎年必ず顔出す。
亡き後も、その人の日々を記憶しているかのように、大地の営みは繰り返される。 そこに私の暮らしが重なる。
春 夏 秋 冬・・・
庭や田畑など、身近に広がる私の植物図が 出来上がった。