2011-11-22
愛媛のみかん
週末、みかん農家をしている親戚のおじちゃんちにおばちゃんの具合が良くないと聞いていたのも気になって、急遽みかんの収穫のお手伝いに行った。
私は幼い頃に手伝いに行った記憶がうっすらあるくらいで、ご無沙汰していた。
思った通りみかん山は、今の私にとってはエキゾチック。
ポルトガルで見たオリーブ畑を見た時と同じ感覚がよみがえってくる。
この時期ばかりはおじちゃんちの家族はみんな手伝いに帰ってくる。
パチパチ休みなく続くハサミの音と家族の話声
おいしい空気と太陽のもと みかんの香りに包まれつつひたすら手を動かす。
しかし、そのうちみかんの重みも手伝って慣れない収穫作業は少しづつ体に堪えてきた。なんて重労働!この日は10人ほどの人員で200ケース以上みかんを収穫した。
おじちゃんちのみかん山はもっといっぱいあったのだが、少し手放したり、また大きな木は切り倒して、数を減らしたりしている。おじちゃんも高齢だし、後を継ぐ人もいないからだ。みかんの木のお手入れはとても大変なのだそう。
そう考えると、そうやって少しずつ今あるものが失われていくのかなとさみしく思った。同時に、今あるものに感謝し、少しでもそれを大事にしていかないとなと思った。
今日もみかん山ではパチパチと収穫が行われているはず。
愛媛のみかんをよろしくです。
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