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2011-05-16

つらつら

最近こういう光景をよく目にする。

大きな畑を耕すトラクターのまわりにいいっぱい鳥がまとわりついているのだ。

どこか絵本の中にあるような絵で とてもほほえましい。

どんどんぐんぐん 辺りは緑を増している。

花の種類も増えてきた。

これはエルサばあちゃんちの机の上。 ちいさな花がいけられている。

私は真ん中にいたちっちゃな水仙を見つけて こんなちっちゃな水仙見たことないって言うと

ばあちゃんは 目を細めて miniと言った。

89歳のばあちゃんの口から出た ミニ という言葉が とても印象的だった。

昨日初めて キツネを見た。口にはネズミをくわえていた。

そうそうこの裏の川には ビーバーがいるらしい。 ビーバーが!いつか出会ってみたいな。

この間森の中に行ってみようと 道なき道を歩いていくと わりと大きな動物の頭蓋骨が落ちていて ぎょっとした。

ある時 グリルパーティーに呼ばれて 肉を食べていたら、 これこの間母さんが仕留めたムースだよ とそこの人が言った。日本では、これ釣った魚だよっていうのは日常でも、仕留めた肉だよ・・・ていうのはなかなかないよなあ・・・

昨日の朝、ラップランドから来ていたアニカのお父さんが スモークトナカイ肉を切り分けてくれた。 ここが肩の骨で足の部分だよ。と骨付きの足の形そのものだった。アニカのお母さんが石釜で焼いたうすーいパンにそれをのっけて巻いて食べるのがとてもおいしい。

この季節、森の木を切り倒す作業が盛んのよう。 そして人々は来年の冬のために焚き木をいいっぱい用意している。 ひと冬分の焚き木の準備は大変そうだ。

そして永遠と続く森と湖を見ながら(車の中から) やっぱりここの自然はでっかくて 違う世界にいるんだな・・・と改めて思ったりしたのです。

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