2011-05-02
ボルボリ~
4月30日 スウェーデンのどこの村でも大きな火が焚かれる。
ボルボリ~(valborg)と呼ばれるこの風習。 春の歌を歌ったり みんなで火を囲んで春のはじまりを喜ぶのである。
気がつくと太陽はいつまでも高いところにあり もうすでに 夜10時近くまで明るい。日に日に辺りは変化し、急速に生命力を増している。
ある人が この喜びの春が巡って来るから、厳しく辛い冬があるとしても やっぱりここが好きなんだと言っていた。
自然の厳しさを受け入れ、またそれだからこそ、自然の恩恵に感謝するここの人々は やはり豊かだと思う。
今日から5月。 刻々と移り行く春を見逃さぬよう 残りの日々、満喫しよう。
関連記事