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2010-07-14

ばあちゃんの記憶

92歳の アナリサばあちゃん。

荷物の手押し車は 10グルッペンのもの。(スウェーデンのポップなテキスタイル)
カルマルの町の家に 週に1度は買い出し&洗濯に車を運転して帰る。(ここは夏の家)
朝 アフリカンハットに着物という姿で 朝ごはん。
いつもステキなお洋服を着ている。
家の中にも様々なステキなものが並んでいる。
有名な人の作品がゴロゴロ。
昔は家庭科の先生だった。
お料理と庭仕事が大好き
数年前の夏はハワイへ行っていた。
アメリカに親戚がいてアラスカにだって行ったことがある。
この間のプリンセスの結婚式はとってもステキで夜中の2時までその様子をテレビで見ちゃったわと言っていた。
そしてサッカーのワールドカップの決勝戦もちゃんと夜中の12時頃まで見ていたらしく、次の日の朝 私に結果を教えてくれた。
ふっと気がつくと 足の指にはきれいなピンクのマニキュアが塗ってあった。
おしゃれなばあちゃん。
昨日名残り惜しくも ばあちゃんとお別れをした。
ばあちゃんは
さみしくなるわ。あなたは実の娘のようだったわ。
と言ってぎゅっとハグをした。
(孫ではなくて娘か・・・)と一瞬思ったけれども 若いステキなばあちゃんであった。
たった2週間だったけれど なんだかお互いの人生の中で こうして交われたことを なんだか偶然ではないように思う。

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