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diary
2009-10-27 | diary, Sweden life

住む世界

五感を研ぎ澄ませて生活する日々。
そういえば、私は昔から体の感じる感覚を遮るものが好きじゃない。
どんなに体の身を守るからと言ってもマスクをするのはかなりの抵抗がある。
サングラスは一度もかけたことがないし イヤホンをして音楽を聞くのだってまわりの音が聞こえないからそわそわしてしまう。
作業中、手が荒れるとわかっていても、ゴム手袋はどうも使い慣れない。。
毎日満員電車で音楽をガンガン聞きながら通勤していた東京での生活を思うと、一生懸命体の感覚を鈍らせて平常心を保っていたのじゃないかと思ってしまう。
このところ 私の世界は動植物、昆虫でさえも同じレベルになりつつある。
生と死とがあるだけなのだ
とてもクリア。

不思議な出来事
この間 ろうそくの火を消し忘れて寝てしまった
眠りにおちたところ、変な鳥の声がリビングの方から聞こえて目が覚めた。何事だろうと思ってリビングに行くと、ろうそくの火を消し忘れていることに気づいた。
鳴き声がいつも裏庭にいるペンギンのような色合いの鳥の声だったのだが、夜に鳴いているのは聞いたことがない。きっと私にろうそくの火を消し忘れていたのを教えてくれたのだと思うとうれしくなった。
そんな夜見た夢で、私は猫としゃべっていた。

2009-10-26 | diary, Sweden life

冬時間

 今日から冬時間
昨日から頭がこんがらがってそわそわ
朝8時に起きると昨日の8時は今日の朝7時なのだ
今日になって時計を何回も確かめラジオに耳をすませるが、どうも私は1時間先にいるようだ。
朝8時だと思って起きた私は朝7時の早起きをしたことになっていて、9時に遅めの朝ごはんを食べたはずの私は休みの日にしては早い8時の朝ごはんを食べたようで。。。 
この 年に2回の変な感覚は きっと私の体に備わっていないもので この先何回経験したとしても慣れることはないかのように思える
道路が千代紙みたいに見えるこの季節。。。

2009-10-23 | diary, Sweden life

plättar

 黄色いまるいものは幸せの形
と前にも書いたのだが 幸せでしょうがないものを見つけた
PLÄTTAR という名前の小さなパンケーキ
これを焼く専用のフライパンを引き出しの奥から見つけて大喜び
1度に7つの小さなパンケーキができる

この生地もいろいろなレシピがあるのだけれど、今回のはデザート用のヨーグルトが入ってる少しやわらかめの生地
煮たてのりんごのコンポートとクリームをのせると・・・
カフェを開くことがあるならこれはメニューに絶対入れようっ

2009-10-22 | diary, Sweden life

a little piece project

夏の展覧会に出展した作品をまとめたので少し紹介。
とても愛おしい布のハギレに出会うことがある。
そして、どんな小さなものでもやはりそれは捨てられない。
そして、私のa little piece progectがスタートした。
昔から布ものの再生方法として、裂き織りでマットを織るのが一般的だったスウェーデン。
私はこの素材をとっても気に入っている。何といっても、私の好きなハギレを使うことができるし、また古いものから新しいものを作る楽しみと、古いものの持つ歴史を含む特別感がある。
しっかり張られた縦糸のかかった織り機は無限のフィールド。
小さな布を愛おしみつつ、記憶と情景を丸いランプに再生したのがこの時の作品。

1つ1つのランプの詳細(少し見えにくいですが)

2009-10-20 | diary, Sweden life

人と人

人は人によって傷つけられたりするし
でも人によって励まされたり幸せな気分になったりする
少しのやさしさ 気遣いが おいしいご飯が たわいのない和やかな会話が
案外 日々の生きるエネルギーだったりする

2009-10-17 | diary, Sweden life

到来

 
季節の変わり目は徐々に感じるものだと思っていたが、今年はちがった。
ある朝 通りへ出るとはっとするほど黄色い世界。
緑がいっせいに黄色へと変化している。
葉が黄色になるのは、緑の葉っぱから青が空へ帰ってしまって、黄色だけが残るという話を聞いたことがある。
残された黄色の透明感は美しく切ない。
ある朝 家を出るとキリっと肌をさす寒さ。
そんな今日は今年初の雪が舞った。

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