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diary
2018-05-16 | diary

熊谷さん

風邪っぽくて、やる気も起きないし・・・と思い、久々に、美術館へ行った。(出産して初めてかもしれない!)

前々から見たかった熊谷守一展。

私の良く知っているあの赤い線が際立った、シンプルな絵とは違って、若い頃の闇の絵の展示もあり、熊谷さんの人生を知る興味深い展示だった。

でも何と言っても、私が魅了されるのは色。
色についても、色彩心理や色彩学などにも興味を持ち、科学者のようにいろんな観察や分析を行っていた熊谷さんだからこそ、たどり着いた表現なんだな・・・と。
濁っているような中間色なのに、とても美しい。色の組み合わせ、明度彩度の組み合わせ・・・奥の深い色の世界を自在に操っているかのようで、私は見入ってしまった。

図録から

かたばみにいぬのふぐり


黄菊

展示場を歩き進むと、晩年になるにつれ、線はどんどんシンプルになっていく。
私はついディテールに捉われてしまう。いつか私も年を重ねるとその境地に至る時が来るのだろうか・・・なんて考えながら、久々の美術館を堪能した。(ちなみに玄さんも美術館デビュー。半分寝ていて、半分は起きて動物の絵なんかを見ていた・・・)

2018-05-16 | diary

母の日

母の日に、母になった記念にと、逆に父と母からバラの鉢植えをもらった。野の花みたいな花が好きな方なので、まさか自分がバラを育てる日が来るとは…と思ったけれど、やっぱりバラの華やかさに嬉しくなった。

母かぁ。まだまだ母になりきれていない、母一年生。子育てに正解はないとは言うけど、たまに育児書をのぞいて、ひゃーやっちゃいけない事やってたゎ…て事がある。実際に、こちらの出方次第で、全く変わったりするから、本当にこわいなぁと思う。親になるってなんて責任重大なんだろう。。とは言え、試行錯誤、今に向き合ってやっていくしかない。

10か月になった玄ちゃん。
このところ玄ちゃんの人見知り&後追いが激しく、私は少々参り気味。
誰にでもにこにこ愛想よしで通っていた玄ちゃんが・・・と思うけれど、人見知りや後追いも成長の過程。
人間、生まれて1年というのは、なんと目まぐるしいことか。
ぐんぐん目に見えて成長をしている。
昨日まで開けられなかった扉を開け、いつの間にかストローで上手にチュウチュウ吸えるようになっていたり、真似をして手遊びができるようになっていたり・・・
すり寄ってきて、頭をスリスリして愛情表現をしたり(お気に入りのクマさんにも)、急にかわいい声でしゃべっているような声を出すようになったり・・・
何でも聞いていて、わかっているので、下手なことは言えない。
「ね、見て、器用に指を使ってパン食べてるねえ」とこっちで話していたら、こんなこともできるよとばかりに、得意の指遊びを披露してくれたりする。
きっとますます面白く、かわいくなっていくんだろうなぁ。

未だにふと振り返って、こんな小さい人がちょこんと座ってることが不思議でしょうがなく思ったりする。

姉が玄ちゃんの半年後に出産し、同学年の従兄弟くんができた。晩婚だった私たちが揃って出産したせいで、父と母は大喜び。
孫の存在というか、小さい人の存在はなんと大きなことか。

庭の草が勢いを増し、暑い空気に取り囲まれると、ああ、もうすぐ1年なんだなぁと思う。

2018-04-03 | diary

発酵生活

気温があたたくなり、パンも発酵しやすい季節。
母と半分こだけれど、いつも業務用の25㎏のパンの粉を買う我が家。
近年もっぱら発酵しやすくお手軽な酒粕酵母でパンを作っていたけれど、ちょっと気分がのって図書館で借りた本を見ながら、ちゃんと中種を作ってやるやり方でパンを作ってみた。
わお。
お店のカンパーニュみたいに中がもっちりきれいに焼けた。

いつも自己流でなんでも適当にやってしまうので、こういう時、ちゃんと手順を踏むことの大切さが身にしみる。

そして、もう1つ、最近はじめたのが納豆づくり。
納豆づくりキットをもらっていて、ずっと作っていなかったのだけれど、玄ちゃんが納豆を食べるとなると、作ってみる気になったというわけ。
そして、作ってびっくり、思った以上に簡単に美味しくできちゃう納豆!

今年は仁志くんが収穫した大豆があるので、同じ藁苞で続けて何度も納豆づくりを行っている。
自分達で収穫したお米に自分達で作った大豆の納豆・・・
美味しい~とほおばりながら、これって、この上ないごちそうなんじゃないかなーと思った。

今は、作った納豆は昼間は外のハウス。夜は湯たんぽの上で保温中。

それでも、生きている菌さん。
気にかけて、お手間がかかります。パンづくり、納豆作りに加えて、冷蔵庫に玄米で作った豆乳ヨーグルト、お米の発酵水などなど。。。
玄ちゃんだけでも大変なのに、私は自分で自分を忙しくしているんだな・・・と苦笑い。

生きているもの達に追われる日々は、まだまだつ・づ・く

2018-04-01 | diary

春の記憶

急にあつくなり、こりゃあっという間に桜が咲いて散ってしまうなーと今週は毎日散歩がてら桜を見に出かけた。
ベビーカーをつきながら、昨年はお腹を抱えて、同じく桜の下を散歩していたなあと思うと、恐ろしく早い1年。
あたたかくなり、玄ちゃんもつくしみたいに、どんどん日々成長、進化していっている。

結局私のあれもやらなきゃこれもやらなきゃはすみっちょに置いておかれ、子供に向き合うだけの日々。
だけどこんな時間はきっともうめぐってこないと思うと、ゆっくり味わおうと思う。
ベビーカーを押しながら、今日も大したことはできなかったけれど・・・と思う私に、花々や木々の新芽を眺め、春の新しい息吹をめいいっぱい吸い込んで、エネルギーを充電、充電と言い聞かせる。

桜は何度見ても見飽きない。きれいだなーきれいだなーといつまでも見ていられる。
うちからまあまあ近場で、お気に入りの場所があり、1日置きにたまたま3回行った。

1日目。

2回目。

3回目。もうほとんど散っている。

本当にあっという間の春だなぁ。

2018-03-12 | diary

伊織さん

今治タオルの伊織さん。
京都店限定のタオルをデザインさせていただいたご縁で、伊織さんのロープウェイ街にある松山店と、道後に新しくできた湯之町店で、sun and snowのものをお取り扱いいただくようになりました。

やはりえひめなので、定番の伊予柑シリーズを納品しました。

久々にいろいろ作った伊予柑シリーズ

湯之町店にはベリーシリーズも

湯之町店はオープンしてもうすぐ1年。
道後温泉から少し商店街に入ったところにあるお店です。伊織さんの商品だけでなく、愛媛や四国のステキなもの(作家さんのものや食品、そして古本も!)が揃っていて、観光客だけでなく地元の私たちにも楽しいラインナップです。2階には、ちょっとしたタオルの浸水実験ができるコーナーがあり、使い心地を実際試すこともできます。

道後、ロープウェイ街へお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

伊織さんホームページ→

2018-03-04 | diary

春だ!

あたたかい日が増え、春の兆しに心も体もゆるんできた。
いつの間にか梅やももが咲き、景色も少しずつ春色に。

今年の寒さには心が折れそうになっていたので、あったかいってなんていいんだろう!とうれしくなる。
しかし、3月までにやろうと思っていたことは、寒さや納品の仕事を理由に後手後手になり、あっという間に今。
それに加え、玄ちゃんのハイハイ&つかまり立ち&後追いがはじまり、ますます目が離せなくなってきて、自分の時間どころではない。。。

さて、今年の私の仕事始めは、お店への納品。布づくりから縫製まで1人でやっているのだけど、いつもより数量の多い注文に、1ヶ月ほど、まるで1人縫製工場状態だった。

700m巻の糸が終わって、あ、糸を買い足さなくっちゃ と思った時、700mも縫ったのかあ・・・とマラソンでもしているような気分になった。もともと、たんたんとした作業は嫌いではないけれど、前よりも苦に感じない自分に気づいた。
それも、母になり、朝起きてお弁当作って、洗濯、炊事と毎日毎日同じことの繰り返し。たんたんとこなすことは、日常になっているのかな・・・と。それとも、ただ忍耐強くなっただけかな。

日々成長中の玄ちゃんと格闘しながらも、あれもこれもやりたいなー・・・と、春の陽気に乗って、気合いの入る私です。

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